MIDORI

ロサンゼルス潜入捜査班 ~NCIS: Los Angeles シーズン 4のMIDORIのレビュー・感想・評価

3.5
ついに!サムの奥様が登場!

今まで声や後ろ姿だけだったサムの奥様ですが、とある事件を解決するためにどうしても現場復帰が必要となって登場し、「さすがサムが選んだ女性…」となる美しくてカッコよくて、さらに捜査官としてもサムと肩を並べるレベルの凄腕捜査官でした!これまで海外などの危険なテロ組織に潜入したりしていたサムですが、自分の旦那がどこで何しているのか分からず、しかも仕事の内容も一切口外出来ないなんて普通は夫婦であれば信頼関係に響きそうですが、サムが何も言えない仕事をしていても家族円満なのは、妻ミシェルも元同業者だからだったということが判明。

ブランクを感じさせない、捜査官としての能力を遺憾無く発揮するサムの妻ミシェルは「自分を思い出したわ」とサムに言う一方で、サムは妻であり自分の子供の母であるミシェルが危険な任務に復帰したことをあまり快く思っていない…(というより不安でたまらない様子…その結果、シーズンフィナーレでサムとディークスが大変なことになるのですが)

カレンはミシェルのことを知っていたようですが、ケンジーやディークスはクイン(ミシェルが潜入している時の名前)がサムの奥様とは知らなかったため、なぜサムがクインのために熱くなっているのか事情を知らず、カレンから「任務の過程で愛が芽生えた」と聞いたときは驚いてました(笑)

そして、サムとミシェルのような運命を辿りそうなケンジー×ディークスのコンビ。この二人本当にかわいすぎる。特にディークスがシーズンを重ねるごとに良い男(内面的な部分)になっていって、最初に登場したときは本家のトニーもどきのチャラ男だと思っていたのに、ディークスはディークスなりにケンジーやみんなのことを大事に思っていて、全部がイケメン。ケンジーとディークスが潜入するとき、ケンジーはいつも良い女役なのに、ディークスだけ毎回ヘティに作業服渡されて汚れ仕事やらされてるのも面白いです。

エリック×ネルのITコンビもお互い気になってるのに気になってないフリしていて、もどかしい(笑)今回ネルちゃんは現場に何度か出動していて、現場出るたびに敵のスナイパーがいたり、人質に取られたり大変な目に遭ってますが、ネルちゃんはタフなので、人質犯にも立ち向かっていて、ヘティの後継者になりそうな感じがしました。すば抜けたIQ、エリックと同等のITスキル、背の低さもカバーする戦闘能力を兼ね備えていて、NCIS全キャラクターと比較して、本家のマグギーに相当するスキルの持ち主だと思います。エリック×ネルのコンビが現場に出動して、二人でサングラスを外すシーン!これからのシーズンでオープニングに入るシーンがシーズン4であります!現場慣れしてないエリックがあたふたしてるのも必見(笑)

そして、Gカレンさん。自分が何者なのかを模索する過程で、ヘティにカッとしてしてしまったり、自分と同じような生い立ちの人が絡む事件では相変わらず冷静ではいられない様子。でも、何者でもないからこそカレンは誰にでもなりすませるスキルがあって、イケイケな弁護士からダサい外国人風まで、カレンの潜入は面白いです。

ビックリしたゲストは、“Sex and The City”でエイダン役を演じたジョン・コーベットと、海外ドラマでお馴染みのキム・レイヴァーが助っ人捜査官として登場したことです。サバティーノ役で“ER”のエリク・パラディーノも登場。このエリク・パラディーノはNCIS本家で、ジヴァがNCISを去ってモサドに復帰してすぐの任務のときに船で出会った軍人役でも登場していて、NCISお気に入りのキャストのようです。
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