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ボルジア家 愛と欲望の教皇一族 ファイナル・シーズンのcobossのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最終シーズン。本来第四シーズンまで作る予定だったのだが三で打ち切りになったそうで、中途半端な感じで終わる。が、結構お城は壊れるし予算かかってる感じなので、スタッフの間にはお金を使い切ろうという気持ちがあったのではないでしょうかね。
Wikipediaでチェーザレ・ボルジアの項目を見ると、このあとも当分チェーザレの快進撃は続く模様だが、最終的には父アレクトサンドロ6世と同時に重病に陥り(マラリア説が有力だが毒を飲まされた可能性もあり)、父は死亡、本人も病み上がりだったため判断を誤って、その後の最終的な凋落につながったらしい。ここまで書く予定だったのかなあ。
あと面白いのはミケロッティ。本作では暗殺しに来たミケをチェーザレが逆勧誘して仲間にしたことになっているが、本当は(なんと実在の人物なのだ)、幼馴染で兄弟のように育ったそうだ。当然最後も忽然と消えたわけではなく、どっかの戦いのときに戦死したのであった。
ニール・ジョーダンはこの後書くつもりだった脚本をキンドルで出版しているのだが、結構出来が悪そうなので微妙。
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