満州へ移り住み、農地を開拓した日本人たちのドラマ。日本人は人口に対して農地がもう足りなかったから、長男以外は農地を相続できず、土地も貧困であれば、満州、米国や南米へ行くしかなかったのだろうなぁ。当然、横入りしてきた他国民なので、母国の人たちに差別され、暴力ふるわれ。本当に苦労しただろうに、満島ひかりの役は農地開拓が上手くいき、喜んでいたのが前向きで凄くいい。けれど、自分を思いやってくれた人と別れなければならない時は、どの時代でも悲し過ぎるは共感。
戦前、戦争、戦後、高度成長期、バブル崩壊、阪神・淡路大震災、東日本大震災、コロナ禍。どの時代を選んでも、楽にだけでは生きていけない。だから、生きている幸せを噛み締めないと、と凄く心に刺さった。
主題歌はラブソングばっかり歌ってる竹内まりやだが、結構この古い時代の回顧ドラマに合ってた。
