このドラマは
欧州で起きた第二次世界大戦を
描いている戦争ドラマである。
ドイツとの戦いで
ノルマンディー上陸作戦が行われましたが、
同じくスピルバーグが制作した
映画プライベート・ライアンでは
海から上陸作戦、
Band of Brothersでは
空から降下して上陸する物語です。
このドラマは制作費1億2,000ドルが
費やされ
日本円で換算すると当時の為替レートで
136億〜152億円ぐらいという
とんでもない制作費の大規模なドラマです。
スピルバーグとトムハンクスの総指揮のもと、
なんと各エピソードに違う監督を起用する作りで、
1時間程が10話の構成になっています。
映画フィールドドリームスの監督、
フィル・アルデン・ロビンソン。
映画プラダを着た悪魔の監督、
デヴィッド・フランケル。
ドラマ:ゲームオブスローンズを手掛けることになるデヴィッド・ナッター監督。
更にトム・ハンクスが1話の脚本と5話の監督もしています。
(8話で新将校が赴任するのですが
なんとトムハンクスの息子が出演しています。)
どのエピソードが誰が監督したのかと
確認しながら観てみるのも作品を楽しむ醍醐味かなと思います。
物語はアメリカ陸軍第101空挺師団第506パラシュート歩兵連隊第2大隊E中隊の過酷な訓練から始まる。
降下上陸後から、様々な試練や苦悩や悲劇が
起きる。その中でE中隊の仲間達は共に乗り越え絆を深めながら進軍して行く。
詳しい内容はネタバレになるので書きませんが、
かなりの見応えがあり心情描写が
とても素晴らしいので、
心揺さぶられまくりました。
戦争の悲惨な姿を垣間見ることで
とても辛い気持ちになったりもしました。
自分の中では9話がとても悲しかったです。
戦争映画が好きな方、
戦争を経験したことない方、
是非このドラマを
観るのをお勧めしたいです。
戦争について深く考える切っ掛けに
なる機会になるかと思います。
——↓ネタバレ 注意 ———
実は海外の友人の家族がこの事に関係する
被害側の当事者だったので
話しを聞いていいたので
深く感情移入しました。
この出来事については
スピルバーグ監督の
映画「シンドラーのリスト」で
ご覧になれます。