家政婦のミタの2の情報・感想・評価

妻が自分のせいで自殺したことを三田（松嶋菜々子）に吐露した恵一（長谷川博己）だが、子どもたちには秘密にして欲しいと頼む。三田は一切表情を変えず、「承知しました」と何も聞かなかったように、手際よく家事に取り掛かる。一方、子どもたちは、母の仏壇を燃やすなど、頼まれたことは何でもやってしまう三田に興味を持ち始める。三田は希衣（本田望結）が通う幼稚園の友達の名前を全部覚えたり、スーパーのレジ打ちより早く金額を計算してしまう。そんな中、小学6年の二男・海斗（綾部守人）は、カンニングをさせろと強要したり、同級生をいじめる悪友・古田に“お灸をすえて欲しい”と三田に頼む。すると三田は、古田がエアガンショップで万引きをしようとしたところに現れ、古田にすさまじいパンチを放つ。学校に呼び出されて平謝りの父・恵一は三田を解雇する。一方、海斗を心配したうらら（相武紗季）は学校まで乗り込んでクラスメイトに説教、騒動を大きくしてしまう。怒った古田に靴を泥まみれにされたり、いじめの対象になってしまった海斗は「もう学校には行かない」と言い出す。しかし、エアガンを持って海斗の塾にまで現われた古田から「終わったら学校に来い。バックレたらマジ殺す」と脅される。困った海斗は三田に「こうなった責任を取り、古田を殺してくれないか」と頼む。「…承知しました。」古田の元へ向かう三田は…。

1話再放送を見た時は「平成の家族〜！」ってなって、やっぱり今の時代には合わないなと思ったんだけど、「ミタさん」という舞台装置に関しては、めちゃくちゃ現代的なテーマを扱っていることに気づいた 命令したら何でもしてくれるミタさんは、一見都合のいいチートアイテムみたいに見えるけど、「それはあなたが決めることです」というセリフが象徴するように、現代の道具と違うのは、命令が必要なこと。今はなんでも自動でやってくれるからね つまりミタさんというチートな実行装置は、「命令（決断・選択）」の重要性を逆説的に描き出しているわけで。 自動化やAIのレコメンド機能、インフルエンサーやクチコミの氾濫による情報化社会で、（ただでさえ日本人は自分で考えて決めるのが苦手なのに）現代人は決断・選択の機会を奪われ、その力を失っている。その点では #家政婦のミタ 放送当時はレコメンド機能こそ貧弱なものの、自動化やネットの一般化による情報化社会という点ではまさにその波が来ていた時代なわけで…そこまで見越して、「選択」というテーマをミタさんを使って描こうとしたのであれば、今更ながら、遊川和彦恐るべし。 しかしまぁ今見てもお話がよく出来てる。テーマ的には大人向けだが、基本は子供の視点で話が進む上に、小学生にとってのいじめ問題や、思春期女子にとっての父への愛憎等々、各年代の子供にとって一番の問題をその視点で描いているから、家族皆で感情移入できる作りになってる。恐るべし、遊川和彦… あと、お手玉とか、ミタさんを使ったギャグは今見ても笑っちゃうね。

離婚届を渡した翌日に自殺。 小さい子供含めた4人を置いて…？うーん。 ミタさんのお手玉凄すぎる。

いじめって一生なくならんのかな。

［2023/12/14］ お母さんが自殺したのは、恵一の不倫が原因？ 離婚届を見せた翌日に自殺。 ミタさんのあれお手玉練習したのかなすごいな。 いじめっこ役の子役の演技と表情が面白すぎて集中出来なかったけど、小学生らしからぬいじめだな。 殺せと言われれば子どもだろうが容赦しない。

ミタさんのお手玉のレベルが桁違い笑 海斗のクラスメイトのいじめっ子の古田を演じてる大朏岳優、新井浩文に少し似てる 海斗頑張ったじゃん

何てサイコな学生なんだ。