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ニュース速報は流れたのTKZのネタバレレビュー・内容・結末

ニュース速報は流れた(2009年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

最終話、これが正解??

9話までめちゃめちゃ面白かったのに
最終の11話(10話)でハッキリしない終わり方。

最終話、肝心のシーンは後半にあると思い、
初めて早送り再生。そしたらそのまま終わってしまった。。w

そのあと、色々調べてみると
みんな、同じ感想の様で考察が飛び交ってる。
あーなるほどね、事件の起きた10話がなくて11話ってそういうことか。。。
でも、肝心なシーンはないからスッキリしない。。。
最終話、もう一回、観るか。


追記 〉
初回は、最終話は当然全貌が明らかになるものと思っていたので期待を裏切られた気持ちになり憤ってしまったが、そういうものとして、
またネットで見た〇〇犯人説の信憑性を確かめようと最終話のみ再視聴。

確かにそう思えるし、この見せ方に意味がある、と思ったら違う風に見えて面白い!!
なるほど…このザッピング映像は「編集次第で印象が変わる」ということの再現かぁ。。
やばい、ハマってきた。。
もう一回最初から見て、〇〇の行動の違和感を確認したくなってきた。。この心境、ユージュアルサスペクツ以来だ。。
スコア+7


追記2 >
追求心は日に日に大きくなり、
98分のデフラグメンテーション版を見たいと思い、遂に中古でDVD-BOXを買ってしまった。。
制作サイドの思惑通り。。。

でも、買って正解!スッキリした!
これを見て振り返ると、ドラマの11話は短すぎたねー、ドラマ版は何がしたかったのかがよく分からなかった。でも、これは全員の証言が全部記録されているので、どの部分を編集されたのかがわかる。

豊原功補の台詞にリンクしてますね。

ドラマ版11話は、映像の繋ぎ方次第で視聴者の印象が変わる、ということ。
デフラグメンテーション版は、全員の証言を元に視聴者が隠された10話を頭の中にイメージさせるように構成されてます。
ドラマ中にもあった「言葉だけで立体的に伝えるのが自分達の役割」という台詞ともリンクしてる。
めちゃめちゃ深い作品!
自分の中の名作に入りました。
10年以上経ってるけど知れて良かった!
TKZ

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