このレビューはネタバレを含みます
2年前に映画の方を観ていて、最近また見直したいと思ってNetflixで調べたところ今作に行き着きました
七海の自立までの道のりを描いた作品
黒木華の脆くて儚い一人では生きていけない様な人物の演技が上手い
前半は危うい雰囲気がずっと続くけど後半は楽しげでシュールな笑いがあって見ていて楽しい
特報で使われた映像がエンディングで使われるのが好き
第1話、結納
1話目にして既に心を掴まれている
各俳優の演技力もさることながら、繊細な心の動きというのを巧みに描写している
黒木華という配役が絶妙
第2話、結婚
結婚式、披露宴のバカバカしさをひたすら見せつけていた
親戚との繋がりが薄れていっている現代、結婚式というエゴに満ち溢れた行為の下らなさを感じた
黒木華の徐々に状況を理解していく演技というのが上手だった
第3話、離婚
物語の転換地点
安室がどのような人物なのかがここでやっと分かる
第4話、家族
今回は第2話で自分が雇ったような偽装親族を演じる
真白と出会う
第5話、白い館
真白の家に住み込みで働く
メイドを雇ったのが真白だと知る
第6話、花嫁
内見をするシーンからがこの『リップヴァンウィンクルの花嫁』の本番
