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リップヴァンウィンクルの花嫁 serial editionのsawakのレビュー・感想・評価

3.0
1人の女性の自立と「目覚め」。

岩井俊二のフィルモグラフィを体現するジェットコースターのような展開で、SNSや疑似家族といったモチーフを取り込みながら進んでいく。一作の中に、躁鬱要素が共存するのは珍しい気もするけど。

七海視点の小説版と、安室の内面や行動にも多少は迫る劇場版に対して、その中間に位置するドラマ版はどっちつかずでぼんやりとした印象。映画版も観ましょう。こちらはなかなかに掴みどころがない。
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