「ソラリス」タイプのエイリアンものながら、狙いのラストに至るまでが長すぎて退屈。
宇宙で13ヶ月のソロミッションを行っている女性宇宙士が、地上に帰還すると妊娠しているという掴みは興味を惹く。
そこにはさまざまな陰謀があってという展開も良いが、それぞれの思惑がコロコロ変わり話が行き当たりばったり。
特にAIアンドロイドである息子が、製作者でもあるスピルバーグの「AI」少年と似ていて、その延長のように”家族との葛藤”が長いのにもウンザリさせられるし、話を広げた割には終わり方が中途半端。
13話もかけても中盤は迷走しただけで全然話が進んでいない。