残像

JIN -仁-の残像のレビュー・感想・評価

JIN -仁-(2009年製作のドラマ)
2.6
なんだか親につられて観はじめてしまった。演出ひどい、謎のマシンガンカット割り、音楽ダサい、変なSEヤバい、などなど悪いところを挙げたらキリがない。この作品に関しては原作厨なので冷静に観れないだろうことは予想してたのだけど、ここまでひどいと笑っちゃう。でも慣れるもんで、一応最後まで観た。こういう質の悪い演出に慣らされることが日本の文化にとって1番よくないことだよなあなんて思いつつ。

しかし、原作に比べるとだいぶチャラくて幼稚な性格の大沢たかお版南方仁のキャラクター(原作では一人称が「わたし」大沢たかお版は「おれ」)、最初は違和感しかなかったんだけど、そのうちこれはこれでアリ、というかかなり良いんでは?と思えてきた。仁の恋人「未来」の設定も、原作では盛り上がりきらなかったラストの展開を見据えると良いアイデアかもしれない。

つまり演出はひどいが脚本は技アリな感じ。というわけで完結編も観なければいけない。
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