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名前をなくした女神のmayuriのレビュー・感想・評価

名前をなくした女神(2011年製作のドラマ)
5.0
懐かしくて手つけたら一気見してしまった。これを毎週楽しみにみていた小学生のわたし、凄いな。今でも定期的に思い出すくらい強いインパクト残してるドラマ。

間接的な攻撃・叱責、プライドの崩壊、無垢な子供から発せられる現実、仇となる過度な親切。”昨日の友は今日の敵”な世界の中で唯一の救いなのは、主人公家族が本当に仲睦まじい家族なところ。人にした悪いことはもちろん自分に返ってくるけれど、同じように人にした良いこともきちんと自分に返ってくるんだなと。

幼少期にこのドラマを見た影響か、自分の周りに何も苦労せず痛みを味わわずにラクして暮らせている人なんていないという考えを持って生きてきてる。強そうな人に限って脆くて、ただ弱さを隠すのが器用なだけ。声をあげて泣けない人に気付ける人でありたいと思う。
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