2023.06.21 配信で視聴
スコアが平均より低いのは、
製作から18年経った現在に観たため。
面白くなるのはエピソード9から。
エピソード8までは
ベテランのギデオンが(わかりやすいけど)決めつけすぎだし、
犯人の割り出しは過程すっとばして都合よくサクサクいくし、
やっぱり実質42分の尺では
こういう急ぎ足になるのも仕方がないかと思える出来。
9以降は、反響の大きさからか、
ドラマ構成をじっくり練ったようで観応えのある話が増えていく。
アメリカ人の国民性なのか、
日本人の私としてはFBIの横暴ぶりが目についてしまって
(但しド腐れCIAの残虐さに比べりゃよっぽどマトモ)
そのへんが受け容れづらかったが、
犯罪解決ドラマのエポックメーキングな作品であったことは間違いない。
ミステリーファンというわけでない一般視聴者に、
プロファイルやシリアル・キラー、ボーン・コレクター等の単語を広め、
現代の日常を舞台にした「猟奇犯罪と勧善懲悪のミックス」で
茶の間の視聴率がとれることを証明したのは大きい。
なお、役柄の中ではIQは高いがスレてないリードが好み。
彼、今の流行では発達障害のくくりに入れられそうだけど、
職場にいるような「場を支配したい演説好き」よりよっぽど害がない。
可愛いやーん。