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『MM9-MONSTER MAGNITUDE-』のエピソード情報

M確認ス、気特対出動セヨ!

マイルール

守ります 人と自然と この地球。

脱出!禁忌ノ森

吠谷町M防衛線

O mio babbino caro

山、動く

認定

密着!気象庁特異生物対策課24時

新世界

それぞれの聖夜(イヴ)

M、胎動

終わりと始まり

『MM9-MONSTER MAGNITUDE-』に投稿された感想・評価

見れないのが残念。
今このタイミングで見るべき作品なのに。
今から思うと超豪華キャスト。
高橋一生はこの後『シン・ゴジラ』(この時点では未だブレイク前夜)そして大人気売れっ子俳優へ。
そして『シン・ウルトラマン』でまさかのあの役。
樋口真嗣監督として『シン・ウルトラマン』の前作は『シン・ゴジラ』でなくて『MM9』だと思う。

ここまでが以前の感想。
『ウルトラマンブレーザー』見たら色々言いたい事が出来て追加感想。
『シン・ゴジラ』の巨災対『シン・ウルトラマン』の禍特対はネーミングその他間違いなく『MM9』の気特対が元祖。
総監督・樋口真嗣、監督・田口清隆、脚本・伊藤和典、そして通行人・庵野秀明(笑)と言う最強の布陣で山本弘・原作の小説を実写化した特撮ドラマ。

特撮ファン・マニアとして知られる小説家・山本弘の円谷特撮作品へのオマージュと偏愛に満ちていて言わば特撮オタクなら誰でも一度は妄想する「僕が考えたウルトラQ及びウルトラマン」である。
だがしかし。
怪獣が殆ど出て来ないのは予算の関係もあり仕方ないと思う。
なら原作山本弘が言うように米ドラマの傑作『ミステリーゾーン』の様なアプローチ等のやり方があったと思う。
本作は兎に角キャストが豪華であり、のち『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』との共通点やキャストも被ってるしスタッフである樋口真嗣・庵野秀明によって『シン』両作にその世界観等フィードバックされた事は間違いない。
本作がカルト的、「平成のウルトラQ」的な評価を受けずファンの語り草にもならず殆ど忘れられた作品になってしまった(つまり失敗した)のはひとえに「主人公(ヒロイン)の魅力のなさ」に尽きると思う。
この辺りの事は作者山本弘自身が『MM9番外編 藤澤さくらの憂鬱』と言う短編でキャラクター自身の口を借りてドラマ版を、特にヒロイン藤澤さくらをボロクソのクソみそにけちょんけちょんに貶してるので是非とも読んで欲しい。

この実写版・藤澤さくらは何故か特気対メンバーに対してタメ口の偉そうな態度で、自分が敵わないと思った相手にのみ敬語と言う「マイルール」とやらを持っているまあ一言で言えばゴミみたいなキャラクター。
この精神性って様はヤンキーとかDQNでコレってオタクが一番嫌いなキャラクターなのでは?
脚本があの『平成ガメラ』『パトレイバー』の伊藤和典なのに何でこうなった?!と謎でしかないのだけど、コレってエグゼクティブプロデューサー??とか上の方の偉い人が全くのダメダメで脚本等現場ではどうにもならなかったとか、キャラクター設定の時点で最早ダメだったのではなかろうか?
何かこの実写版さくらって「おじさんピンクが考えたZ世代(笑)の若者」みたいで見てて不愉快になるだけで魅力ゼロなんだもの。
コレがパトレイバーの野明みたいなキャラクターだったらもっと面白くて特撮ファン・マニア・オタクの語り草として伝説のドラマになったのでは無かろうか。
改めて見てまた不愉快になり1点減点で。
山本弘による名作SF小説を原作に、総監督:樋口真嗣(シン・ゴジラ、平成ガメラシリーズ)、監督:田口清隆(ウルトラマンZ、UNFIX)、脚本:伊藤和典(パトレイバー、平成ガメラシリーズ)という『パトレイバー』以降耕されてきた日本のリアルSFの職人達が集められて製作された傑作特撮ドラマ

現実の延長線上の世界であくまで役人として怪獣災害と戦っていく様を見せていくドラマ作りはまさに『シン・ゴジラ』。この方程式を2010年で既に完成させていたとは恐ろしい。

尾野真千子と石橋杏奈を筆頭に今振り替えるとかなり豪華な役者陣も素晴らしい。特に高橋一生、松尾諭のキャスティングは『シン・ゴジラ』への伏線を感じたし、まだデビュー間もない橋本愛にもビックリ。『仮面ライダーアマゾンズ』の加藤貴子のアニメ声なキャラクターも素晴らしかった。

基本は怪獣が大きく出る場面はほぼ無いものの、しっかり決める場面では決めてくれて怪獣ファンも楽しめる作りになっていました。

神回として挙げたいのが巨匠田口清隆が監督を務める第5話『吹谷町M防衛線』と第9話『密着!気象庁特異生物対策課24時』
第5話はまさにリアルSFといったテイストで、現場に行けずTVやネットを駆使して怪獣について調べる特異対や自衛隊との政治ゲーム、そして怪獣vs.自衛隊などこの回だけでかなりお腹いっぱいな作りに。
第9話はのちに田口監督が『ウルトラマンX』でも行った警察24時の完全パロディ。ただワンカットの臨場感溢れる特撮シーンなど田口監督の真骨頂が拝める回でした。

他にも樋口監督が自らメガホンを取り全編白黒で小津安二郎オマージュを行った第6話などバラエティー溢れる回が目白押し。

しかもナレーションに『ウルトラQ』の石坂浩二、EDの影絵に『ウルトラマン』のOPの影絵を担当した飯塚定雄など円谷へのリスペクトも忘れない姿勢。
斉藤恒芳によるウルトラシリーズを彷彿とさせる音楽も素敵。

正直尻すぼみ感は若干否めないし、解決していない謎も多く残して終わったりするものの、製作スタッフ達の心意気には感動。

現在配信も無し、DVDも廃盤となっていてかなり見辛い状態ではあるものの『シン・ウルトラマン』が公開される今でこそ改めて評価されてほしい名作です。
欲を言えば今こそNetflix等で予算を掛けて作り直してほしい!!
Asuka

Asukaの感想・評価

3.9
個人的にシンゴジラぽさとエヴァンゲリヲンぽさを感じた
樋口監督回はまさにそう

キャストが豪華でドラマの雰囲気にあっている

特撮ものだけど主人公たちが国家公務員という設定が好き
特殊能力を持ったヒーローではなく、ごく普通の人たちが国民の安全を守っている

シンゴジラもそうだけど、環境省とも防衛省とも交渉しながら気象庁としてMへアプローチしていく描写があるのが好きだった
他組織との関わり難しいし、管轄って言葉で分けようとしても絶対どこかで微妙なラインが出てくる