前シーズンは雰囲気暗くてしんどかったが、本シーズンは楽しかった。抗争もこれまでより落ちつき、深刻な事件は発生しない。大会までの人間ドラマに重点を置いている。
子ども達は迷いながら成長していく（サム以外笑）が、ダニエルとジョニーは行ったりきたり。手を組んだり喧嘩したりの繰り返し。まさか三つ巴になるとは。でも、たまにお互いを認めあうようなシーンがあるとグッと来るので、このフォーマットは次シーズンも続くのだろう。
本シーズンでは、あんなに怖かったトリーの好感度がグッと上がったが、悪役でもないサムが好感度を下げ続けているのはなぜ…。この娘は明らかにコブラ会向きでは。
参入してきたテリーは、本シーズンではクリーズと擦り合わないまま、終盤まで微妙な立ち位置。そのせいでクリーズの立ち位置も微妙になってきた。クリーズ改心のために入れたのだとしたら反対だな。クリーズには最後まで憎たらしい悪役でいてほしいのだが。
性格悪すぎカイラー君は、毎回ヤラレキャラ（雑魚）なところが地味に好き。よくそれで自信満々にいられるよな。
終わりかたはイマイチだったが、次シーズンも楽しみ。登場人物がなかなか思い通りに動かず、やきもきするのが結局楽しい作品である。
