ミーミミ

八日目の蝉のミーミミのレビュー・感想・評価

八日目の蝉(2010年製作のドラマ)
3.6
「感謝しています」
この言葉の残酷さを初めて感じた

自分に愛おしい時間をくれて
ありがとうございます、と貴和子は言う

そこには
愛おしい時間を奪われたひとが孤独のなか佇んでいる



貴和子は逃亡中
沢山の
奪われた人と出会っていく

辛い時間を過ごしている人たちと触れ合うことで
なにかに気付いてほしいと願ったよ

貴和子を助けてくれたのはそんな奪われた人たちなんだもの



映画の『八日目の蝉』が好きなら
こちらも観ないとね
と貸してもらったドラマ版。


吉行和子と坂井真紀の母娘がとても良かったよ。

岸谷吾郎のブンさんが良い人すぎて切なかった。



最後はね、貴和子に
「お願い。名前を呼ばないで!」と願ったよ
ミーミミ

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