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臨場 続章のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

臨場 続章(2010年製作のドラマ)
5.0
あの「臨場」が、倉石義男が、1年ぶりに帰ってきた!
前回2009年4月クールの「臨場」は、内野聖陽扮する主人公・倉石義男の型破りで強烈 な個性と、検視官という特異な職種に焦点を当てて描かれたリアルで緊張感あふれる 映像と人間の業までも描いた重厚なストーリーで高評価を得た。 前回同様、横山秀夫原作の「臨場」の物語とともに、未掲載の新作、そして原作の世界観を踏まえたオリジナルを加え、連続ドラマとして新しい「臨場」の世界を展開! 一ノ瀬は念願叶い捜査一課へ異動、留美 は補助官から検視官心得に昇格する。そして、補助官として新たに倉石班に永嶋が加 わり新たな局面を迎える。 孤独死、虐待、冤罪、介護殺人といった現代の日本において、リアルでタイムリーな 題材をテーマに、検視作業でも前回は行わなかった白骨死体の検視、部分検視(バラバ ラ殺人)など、新たな検視に挑戦する。 
検視を通して社会(闇)を斬り、人間の機微(光)を描く―― 
新たな局面を迎えた倉石、留美、一ノ瀬たちの各々の葛藤と克服を核に据えた人気ドラマ。「臨場」続編。
自殺と思われた事件を被害者の装備などで真相にたどり着いたりなど、倉石の洞察力がますます冴えるサスペンスミステリー、事件の真相から浮かび上がってくる事件関係者の深層、事件に反映された貧困や男尊女卑的価値観やシングルマザーの現実、より見応えのある人間ドラマが描かれる刑事ドラマ。
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