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ROME [ローマ] シーズン1のいののネタバレレビュー・内容・結末

ROME [ローマ] シーズン1(2005年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

カエサルによるルビコン渡河(B.C.49)から、カエサル暗殺(B.C.44)まで


主役2名:ヴァレヌス(カエサル配下の第13軍団の百人隊長)/プッロ(ヴァレヌスの部下)


教科書に出てくるような人物が主人公ではなくて、その様子を垣間見ることのできるヴァレヌスとプッロが主役で、彼らからの視点というのが面白い。それだけじゃなくて、女性たちの闘争もありそれも見所のひとつ。初回はそれほどでもなかったけど、回を追うごとに面白くなっていった。最終話は、カエサル暗殺の他に、もうひとつの死が併走していて、制作側の力がとても入っていることが伝わってきた。


政策的なものがあまり描かれなかったのは、世界史学び直し中のわたしにとっては少し残念。でも、ポンペイウスとかオクタウィアヌスとかを、生きた人物として感じることができたのはうれしい限り。あと、クレオパトラが持ってたイメージと全然違うのがいい! きっと視聴者のイメージを覆すような斬新なクレオパトラだったのではないかな。少ししか登場していないけど、とても魅力的でした。わたしの推しは、ローマ市街で命令やら告知やらを伝達する人。出てくるとキュンってなりますw
「ブルータス、お前もか」がカエサルの口から発せられるのかどうかは、観てのお楽しみということで。




〈ROMEからゲーム・オブ・スローンズへ〉

・カエサルを演じたキアラン・ハインズ(GOT:マンス・レイダー・・・野人のリーダー)

・ヴァレヌスの妻を演じたインディラ・ヴァルマ(GOT:エラリア・サンド・・・オベリンの愛人)

・ブルートゥスを演じたトビアス・メンジーズ(GOT:エドミュア・タリー・・・キャトリンの弟)
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