ヒロインのオクニョが何でも出来過ぎてちょっと現実感がなかったですが、強くて格好良いヒロインで見やすかったです。
朝鮮三代悪女の一人、チョンナンジョンがヒロインと対立する役で出ていて、名前だけ知っていたけど彼女が3代悪女の一人になった背景を私は知らなかったのでとても興味深かったです。ドラマを見終わった感想としては、これは歴史に残る悪女になるわ!と納得しつつも、自分は意外とチョンナンジョンがそこまで嫌いではないなーと。三代悪女他の2人は、王の女で王を操り世の中を動かした人たちでしたが、このチョンナンジョンは、自分で朝鮮の商圏を掌握し、文定王后の政治資金を調達することから文定王后を自分の後ろ盾にするんですよね。謀反をでっちあげたり、自分の都合で多くの人を殺した人なので悪女には間違いないけど、女の武器ではなく、本人の能力で世の中を牛耳った一人としてはすごい人だったなと感心しました。
ヒロインのオクニョの相手役でコ・スが出てますが、途中からラブラインが良く分からなくなり、最後まで彼と結ばれたのかどうかはっきりしないで終わり方でした。コ・スはカッコよかったけど、二人のシーンを思い出すとほとんど前半に偏ってて、後半は存在感薄かったです。
コ・スより、王様とヒロインの話が微笑ましかったり面白くて、オクニョの出生の秘密が明かされる前まで王様とオクニョがうまく行くのかなと思ってました。王様も格好よかったです。
朝鮮三代悪女の一人、チョンナンジョンが気になる方にお勧めしたいドラマです。