自称「頭脳明晰、容姿端麗、神出鬼没の名探偵」=天下一大五郎(松田翔太)が、密室殺人、アリバイトリック、ダイイングメッセージといった本格推理の王道ともいえる難事件を鮮やかに解決していく。・・・と共に、その陰に隠されたミステリーならではの様々な”お約束”を、徹底的にこきおろしていく。
東野圭吾のミステリー小説をドラマ化。
東野圭吾の原作が、ミステリー小説のお約束に突っ込みを入れる内容のため、ドラマ版もミステリードラマのパロディのような内容になっている。
「ダイイングメッセージ」がテーマの回では「ダイイングメッセージは何であんなにややこしいんだ?どうせ書くなら犯人の名前を書けば良いのに」という突っ込みを中心にストーリーを組み立てるなど、ミステリーのお約束を基にミステリーを組み立てるが故の矛盾や強引な作りに突っ込みいじるという、ミステリー好きなら余計に楽しめるパロディミステリードラマ。特に最終回は、ミステリーのお約束を破壊し尽くす衝撃の展開が待っていて、面白いパロディミステリードラマ。