過去鑑賞
レジーナが可哀想で痛々しくてもうホント抱きしめてあげたい。これぞディズニーの悪役って感じ。
あれだけ切ない過去を持ちながらも開き直りまくってとことん悪役を貫くその覚悟たるやお見事としか言えない。
子供への愛だけは歪んではいても本心ってのがまた切ない。
レジーナもそうだし、レジーナの母親もだけど、悪役側は子供を所有物のようにしか愛せてないのが可哀想でならない。結局自分が親にされたようにしか愛せないってのをずーっと突きつけられてる感じ。辛い。愛してはいても、愛し方なんか知らないのよ、私たちみたいな人間は。そしてそんなもんは愛ではないのも知ってんのよ。ホント嫌。
あと、セバスチャンスタンのマッドハッターが最高。セバスチャンスタンは最高。
設定は夢小説とかにありがちな感じだけど、うまいことおとぎ話というもの自体が元々はらんでるエグ味を活かしてストーリーを展開していた気がする
転生ものの王道ではあるけども、そこから二転三転するのが楽しかった。
レジーナがあんな可哀想なのに可哀想感なく悪いことしかしないから安心して観られるのがいい。
ルンペルシュティルツキンとベルの恋路は気になるところ。
悪役も主人公も、願いはたったひとつ「愛する人と幸せになりたい」ただのそれだけなのに何も上手くいかなくて泣けてくる
まあそんなもんだわいなぁ
ただのそれだけが何より難しいんやもんなあ