Larx0517

クローザー<シックス・シーズン>のLarx0517のレビュー・感想・評価

4.2
なぜだろう、彼等「家族」に会うと、「帰ってきた」と感じるのは。
自分自身を「家族」の一員と考えているからか。

e5 内蔵に鉛を詰め込んだように重い。
何が正義で、何が正しいのか、観る者に判断を迫る。
ブレンダは「神」になるのか。

e8 ブレンダの決断が、その後の彼女自身、そして重大犯罪課全体の運命を大きく決定的に変える岐路になる。
その目撃者に私達はなる。

e9 「相性テスト」のレイダーのブレンダのファッションに対するコメントと、ブレンダのリアクションが最強に笑える。

後半からレイダーの登場が多くなり、ブレンダとの絡みも増え、観ている者としては楽しい。
当人たちは、そうは思っていないだろうが。
この時点から、すでに『メジャー・クライム』の構想があり、「引き継ぎ」を行なっていたと考えるのは、勘ぐり過ぎだろうか?


結末を知っている2度目の鑑賞でも楽しめるのは、メインが「家族」の人間くさいキャラクターたちで、重大犯罪はあくまでスパイスだからだろう。
少なくとも私には。
そしてシーズン6、そしてファイナルまで追い続ける方々もそうだと推測する。
Larx0517

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