コバタケ

エージェント・オブ・シールド シーズン4のコバタケのレビュー・感想・評価

4.5
2023年06月22日-26日ディズニープラス全22話観賞(1話42~44分)
2016年放送のマーベルコミックの架空の組織S.H.I.E.L.D.を題材にしたテレビドラマ、シーズン4。

リンカーンを失ったスカイ/デイジー/クエイク(クロエ・ベネット)は、チームを離れ1人で悪と戦っている。一方フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)らはインフューマンズを追っていく中、決して読んではいけない禁断の書「ダークホールド」の存在を知ることになる。

吹替版で鑑賞。ゴーストライダー編(1-8話)、エイダ編(9-15話)、フレームワーク編(16-22話)の3部構成で目まぐるしく展開する。そのため先が読めず飽きる事がない。タイトルロゴもそれぞれ変わり、先に進むほど前の話を忘れてしまうのが、もったいないと感じるほどに。

ロビー・レイエス/ゴーストライダー(ガブリエル・ルナ)、諸々の事情からS.H.I.E.L.D.の新長官となったジェフリー・メイス(ジェイソン・オマラ)、インフューマンズを根絶やしにしようとするエレン・ナディール上院議員(パーミンダ・ナーグラ)やアントン・イワノフ/ザ・スーペリア(ザック・マクゴーワン)率いる「ウォッチドック」、シーズン3で登場したホールデン・ラドクリフ博士(ジョン・ハナー)とレオポルド・フィッツ(イアン・デ・カーステッカー)が生み出したアンドロイド(LMD=ライフ・モデル・デコイ)であるエイダ(A.I.D.A=Artificial Intelligent Digital Assistant/人工知能デジタルアシスタント)/マダム・ヒドラ(マロリー・ジャンセン)など、登場人物が多いが、緻密に繋がっており丁寧に描かれているので混乱することはない。特にエイダ役のマロリー・ジャンセンの狂気のアンドロイドが必見。鬼気迫る演技がスバラシイ。

また、フレームワークの世界で、既に死亡している、アントニー・トリプレット( B・J・ブリット)やグラント・ウォード(ブレット・ダルトン)が登場するのもファンには嬉しい。ウォードにいたっては、現実世界とは違う"イイヤツ"であったり、アルフォンソ・“マック”・マッケンジー(ヘンリー・シモンズ)の娘、ホープ・マッケンジー(ジョーダン・リベラ)との親子愛に涙する。

個人的には★5.0であるが、MCUの世界観の用語が多く、登場人物の関係性複雑なのでこのシーズンだけみても万人受けはしないという意味で★4.5とした。

memo
・放送日:2016/09/20
・放送局:ABC

テレビドラマ
・2013年 全22話 シーズン1
・2014年 全22話 シーズン2
・2015年 全22話 シーズン3
★2016年 全22話 シーズン4
・2017年 全22話 シーズン5
・2019年 全13話 シーズン6
・2020年 全13話 シーズン7
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