侍戦隊シンケンジャーの26の情報・感想・評価

侍戦隊シンケンジャー 第26話 決戦大一番 見事な中盤の山場。表面的な理由付けはしつつも、戦う瞬間だけ誰にも言えない使命から開放される殿は本心から十臓と戦いたがる。殿の捨て身の決着は十臓にとっては理想の形で、両者がお互いの理解者であること、ひいては殿が外道に堕ちる可能性がより高まる。 敵に一定の同情を示しつつも、人の世を守るために戦うことを躊躇わないシンケンのスタンスはブレない。このブレなさは言い換えれば目的のために手段を問わない危うさを秘めており、常にどこか緊張感が漂っている。その最たる例が殿の抱える使命。 この感情と使命の間で揺れる姿は、今回の茉子の料理や殿を見送る流ノ介のように全員に共通する。これをどう乗り越えていくかが後半のドラマの軸になり、仲間同士で支え合うことで克服するというメンバーシップに繋がる。チームを組む意義に踏み込むという意味では、非常に戦隊らしいドラマといえる。

丈瑠のいないシンケンジャーがしっかり戦ってるの泣ける

敵の口調が可愛いな〜 シタリも口調うつってるのほのぼのする