侍戦隊シンケンジャーの40の情報・感想・評価

エピソード40
御大将出陣
拍手:1回
コメント1件
鈴木パンナコッタ

鈴木パンナコッタ

侍戦隊シンケンジャー 第40話 御大将出陣 あまりの面白さにひっくり返ったよ。殿の秘密と重圧とかアクマロの暗躍とか見どころは色々あるのに、最後にドウコクが腕っぷしだけで全部持っていった。手も足も出ないほどの戦力差に圧倒される。 話の運びが抜群に上手く、アクマロに出し抜かれてはドウコクの格が落ちるが、アクマロが退場すると従前の話がご破産になる。そこで封印の後遺症を活用して、みんなボコボコにするが水切れで退場。抑えが消えた途端に戻るアクマロで、逆説的にドウコクの強さの表現にもなる。 「口三味線にも飽きた」「お前は他に行き場所がない」など、太夫についてだけ遠回しな表現をするドウコクが良いのよ。直接言わないところが粋。シタリもなんだかんだでドウコクを慕ってるし、外道衆のヤクザ感がすごく面白い。よくこれをヒーロー番組に落とし込んだよね。