中井貴一、緒形拳、黒木メイサ、神木隆之介のお芝居が本当にすごい、、特に最後の中井貴一のリアルすぎる病に苦しむお芝居とそれを見守る緒形拳の眼差しで涙腺崩壊しました。
倉本聰の脚本はやっぱりすごい、、
一つ一つのセリフが穏やかなのに胸に突き刺さりました。
この人間臭い感じが今のドラマにはない魅力で、本当に好きでした。富良野の風景もやばかったなぁ。
これをみて思ったのは死ぬことの意味。
在宅での終末医療がテーマになってましたが、人の死に際って、生きてる人に色んなことを教えてくれる。だからこそ、死に方は大事なんだなと思いました。
途中のセリフで、
病院では治療をするから家族は何もできずに死を見てるだけになる、在宅では最後まで家族や周囲の人と時間を過ごすことで、その死を納得できると。
死ぬということは自分だけのことではなくて、もはや周りの看取ってくれる人たちにとってどうあるべきかを考えることを知った気がします。
私の中では大好きな古畑任三郎の黒岩博士が印象深い緒形拳さんの遺作ということもあり、感慨深い気持ちも相まって涙が止まりませんでした、、、
見てよかった!