ジャッキーケン

デアデビル シーズン3のジャッキーケンのレビュー・感想・評価

デアデビル シーズン3(2018年製作のドラマ)
5.0
かつてないほどどん底に落ちて行くデアデビル、ダークナイトを凌ぐヒーローの意義を問う傑作!ボリュームは2の方が多いけど今回のシーズンでは他作品のクロスオーバーがないからデアデビルとしてのストーリー、フォギー、カレン、フィスク、シーズン1の面々を深く掘り下げる。宿敵ブルズアイの登場はコミックファンですね。

アクションのクオリティの高さは流石でブルズアイの投げたものは全て命中させる能力をコリンファレル版よりも説得力がありましたね。なんだって凶器になるアホらしいけどバカにはできない。
1以来のフィスクvsデアデビルのステゴロはブルズアイとの三つ巴!

カレンの過去は鬱映画レベルでの救いようのなさで父親が帰りを拒む伏線を回収するのに最適なエピソード。結構好き

残り3話からの加速が凄かったです。
ナディーム捜査官とデックスのピリピリとした関係、仲間を失って行くデアデビルたち、勢力を増して行くウィルソンフィスク、デックスの狂気も凄まじかった。

アイアンフィスト、ルークケイジと立て続けに打ち切りになってしまってるNetflixマーベルドラマに希望を見出す傑作。Netflixは評価の良い作品は手放さないと思うので今後に期待したい。