歯医者のお姉さん

デアデビル シーズン3の歯医者のお姉さんのネタバレレビュー・内容・結末

デアデビル シーズン3(2018年製作のドラマ)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

好き: 気になってたカレンの例の事件とか、天才フィスク君の計画的陰謀とか、大暴走ストーカー奴とか、昇進したい警官とか、ただのいい奴マードックとか、良いキャラが多くてどんどんのめり込んでしまった。特に6話までの展開は緊張感もスピード感もあって面白かった。11話のラストと、13話の最初から数えて30分間は好きだなあ、ぶっ壊れた人間って…良いよね。

嫌い: 7話からどんどん失速。13話のラスト20分の展開にはがっかりした。何がなんでもあっさりすぎませんか。編集長はどさくさに紛れて甥とお見合いさせたり意見がコロコロ変わったりとあんまり好きになれないキャラだった。カレンは好きだし10話も悪くないんだけど、今それやる?本編はよ進めて?ってなった。ウェスリーの件をもっと深掘りして欲しかったなあ。映画やドラマで神父さんキャラを沢山見てきたけどその中でもダントツでデアデビルの神父さんは尊敬できない。ママンも今更ポッと出てきて特に何も思うところはないし必要キャラだったのかもよく分からん。そしてデアデビルのターンはオマケと化していた。妄想と会話するのはジェシカの時は効果的だったけど今回は当てはまらなくて変だし悪い印象しかない。勝手に自分で種蒔いて勝手にやさぐれて、俺はなんて可哀想なんだ!っていう自己陶酔なところ、俺が世界の中心みたいな思考回路、すぐ人のせいにして偉そうな態度、仲間が大変な時なのに自分の事しか頭になくてほんとお前なんなんってなった、やっぱり好きになれないわあ。勝手にやってろ。隣人を救えない奴に世界は救えない。ということで面白かったのに主人公が足を引っ張って、総じると結局プラマイゼロ、まあちょっとプラスかな〜くらいになってしまった。