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デアデビル シーズン1のmaroのレビュー・感想・評価

デアデビル シーズン1(2015年製作のドラマ)
4.0
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★★
    映像:★★★★☆
    音楽:★★★☆☆

ようやく観始めたドラマ版の『デアデビル』。
すんごいダークでびっくりしたわ。

全体的にメッチャ重くて暗いスパイダーマンという印象。
マーベルにしては珍しく残虐性が高いのだけど、その分怖いもの見たさもあってか、どんどん引き込まれていった。

個人的に一番印象に残ったのは、やっぱりヴィランのウィルソン・フィスク(ヴィンセント・ドノフリオ)かな。
ハゲであの巨体という見た目のインパクトもさることながら、メチャクチャ怖い反面、朝食を自分で作ったり、基本的にまわりの人間に紳士に接したりというギャップがすごい。
さらに、ヴァネッサ(アイェレット・ゾラー)と恋に落ちてからは、どんどん人間らしくなっていくという変化も面白かった。

ただ、彼がなぜヘルズ・キッチンの再開発にそこまでこだわるのかは、あまりわからなかったな。
わからないと言えば、デアデビルことマット・マードック(チャーリー・コックス)も、なぜフィスクの野望を阻止するために命をかけられるのかもイマイチピンとこず。
別に個人的な恨みがあるわけでもないのに。
正義感が強いってことなのかな?

それにしても、もはやデアデビルには目が見えないという設定が必要なのかってぐらい、そのハンデが意味なかったね(笑)
目が見えている人以上に認知できる情報が多い上に、身体能力も高い。
いくら超人ではなく一般人の範疇であるとはいえ、十分に強すぎるだろ(笑)

そんなわけで、マーベル好きなら必見のドラマではある。
まさか、この後MCUと合流するとは思わなかったし。
今後のMCUのことも踏まえたら絶対に押さえておきたい作品。
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