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デアデビル シーズン2のフライパンのレビュー・感想・評価

デアデビル シーズン2(2016年製作のドラマ)
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んー、一気にクオリティ落ちたな。

二つの大きなストーリーが微妙に交わらないまま展開されて、事態だけ収拾したけど結論はウヤムヤか宙ぶらりんって感じ。

デアデビルの写し鏡として自警行為の危うさを体現するパニッシャーと、スティックを挟んで境遇を同じくするエレクトラ。この2人を、一線の向こう側から救い出せるのかで物語を対比させたいんだろうけど、ハッキリ結論が出てない気がする。

特にエレクトラ側のヤクザとかヤミノテとかのゴタゴタ。いまいち脅威レベルがわからんし、テーマに絡まないからどうでもいい。一応のライトサイドに戻ってきたエレクトラの迎える結末と、パニッシャーの別シリーズに繋げるためのウヤムヤ無罪放免感。ここら辺は、アメコミシリーズならではの展開のための物語って感じ。必然性に欠けて、製作陣に都合の良い展開に無理くりしたって感じがする。

それと最後の告白、何をもってその決断に至った?シーズン3ありきやねやろうけど、肝心のマット・フォギー・カレンが同じ件について闘ってないから、バラバラになる理由すら根拠不十分。
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