Yui

3年B組金八先生 第5シリーズのYuiのネタバレレビュー・内容・結末

3年B組金八先生 第5シリーズ(1999年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

金八先生マラソンしてきたけど、この第5シリーズは本当に面白いと改めて思った!
放送時に多分13歳くらいだったから、もしかすると思い出補正もあるのかもしれないけど、最高ー!ってなる面白さ🥺👏


とにかく当時衝撃だった兼末健次郎が、今観ても衝撃。時代の古さは感じるけど、ここまで傷付いてこじれてしまった子は今までいなかったんじゃないかな。
当時は「毒親」という言葉がなかったけど、完全にお母さんがそれで、お母さんはお兄ちゃんが大好きで、健次郎にも愛情はあるものの、お兄ちゃんの代わりというのも確実にあって、健次郎もそれを分かっていながら、お母さんに愛されたくて健気に家族を守って行くしかない…。死んでしまったお姉さんの穴は大きいし、お兄ちゃんもお兄ちゃんで壊れてしまったし、お父さんは仕事人間で家庭の事は表面しか見ていない…。

そりゃあ健次郎もあれだけの事してしまうよと思う。もちろん健次郎が悪いことはたくさんあるんだけど、もうさ、健次郎が可哀想で可哀想で涙が止まらない訳よ。

中3で「ママ、ママ」言ってるのに俗に言う気持ちの悪いマザコンに見えないのも、本当に愛情不足なのが分かるからなのかな。
本来なら家で「うるせーな!」くらいが外で上手くやって行ける状態なのかもしれない。

もはや「健次郎」って聞いただけで泣ける。家であんなに家族に優しい子いないよ😭😭😭あんなに健気に親の愛情求めてる姿見せられたらもう😭お母さんとお父さん引っぱたいてやりたかった!!金八先生よく我慢したよ!!
あ~書きながら涙出るー😭😭😭

たくさん間違いを犯したけど、ちゃんと自分で自分の尻拭いをしたのも偉かった。そこに導いた金八先生も凄かった😭👏周りの生徒もなかなか許せなかったけど、いっぱい考えて、それぞれに自分の気持ちで行動出来て偉かった!!

大西さんの件といい、金八先生の体罰の件も、今まで泣き笑いしながら観れていた金八先生が、本当に笑えなくなって、それぞれと一緒にこっちまで傷付いて、心えぐられる感じが凄く辛かった。(良い意味で)

でも、それだけ良いシリーズでした。
心にも記憶にも残る。

最終回の名前呼ばれた時の健次郎の顔とかさ、あんな顔良くできるよね。泣くしかないもんこっちはさ。風間くんがシリーズ通してどんどん演技上手くなってるのも凄かったなぁ。

他のシリーズもだけど、卒業式後の教室のシーンって各々泣いたり泣かなかったりしてるけど、あれって20話以上も先生と生徒で過ごしてるから自然と泣けてくるのかな。そうなんだろうなきっとと勝手に思ってるんだけどさ。

ちょっとこれはまた忘れた頃に観たいやつですね。

健次郎が、可愛いのよ。なんでかな、今も大して顔変わってないのにね。笑
でもめちゃくちゃ可愛いのよ。ドン引きするくらい最低な事してるのも分かってるけど、あんなに心が荒んでしまう家庭にいて、あんなに健気に家族を支えようと必死な子供見たらさ、守ってあげたくて仕方なくなるよね。本当に、本当は良い子なんだよね。
ほんと、子供の素行の悪さの原因の殆どが家庭環境なんだよなー。ドラマだけじゃなく、周り見てたってそうだもんね。

健次郎パート以外にもめちゃくちゃ良いパートたくさんあるんだけど、やっぱり健次郎が優勝ですわ👏


以下、ちょこっとメモ✍️

・遠藤先生が定時で帰るのを周りは困った感じで見てるのが観ててちょっとしんどかった。ジェネレーションギャップ!

・コンピュータールームあったわ!懐かしい😂パソコンにこちらが赴くシステムが古い~😂

・カンカンがむきになると胸がギュッて辛くなる😭金八先生とカンカンがいつもの小競り合いしてるの時がどれだけ平和だったか思い知らされて泣ける。

・ありがとうナース服の色!!
すげー辛かったのに急に嘘みたいなナース服の色で出てくるから笑えた。

・高橋一生が出てたのは知らなかったからびっくり!


書きたいことあり過ぎるけど長くなったのでこの辺で。
Yui

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