遅い時間帯に放送されていたドラマだったので、何となくしか観ていなかったが、妙なリアリティを感じた覚えがある。
高校受験に向けて一緒に勉強していた友人と合否が分かれてしまい絶縁してしまう展開を観て、これくらいの年代での友人との決別って結構きついことを思い出す。たかだか中学3年間の友人も、大人の3年と子どもの3年ではそれまでの人生に占める割合が違う。
福田沙紀演じるマナミグループのいじめはかなりえげつない。北乃きい演じる主人公、高校の新しい友人の羽鳥さんはとにかく凛々しかった。
いじめに立ち向かえ、とは簡単には言うべきではないが、本作から逃げることも含めて勇気をもらえる。