レネリー

セクシーボイスアンドロボのレネリーのレビュー・感想・評価

セクシーボイスアンドロボ(2007年製作のドラマ)
5.0
DVD-BOXにて再鑑賞

放映当初は「デスノート」の実写版が話題で松山ケンイチが注目されだした頃の作品であり、連ドラ初主演作となる。また脇を固めるキャストも実に豪華であり、ヒロインを演じた大後寿々花、「鉄男」や「バレットバレエ」など鬼才映画監督の塚本晋也などが出演している。

本作は黒田硫黄原作漫画の実写ドラマで、1話完結型(8話と9話除く)
ロボットオタクのサラリーマンと七色の声を操り、地獄耳のスキルを持つ女子中学生と極端に行き方も年齢も違う2人が、謎の婦人から受けた依頼を元に事件を解決する模様を描いた冒険活劇。
基本コミカルな演出で描かれているが、毎話に埋め込まれた深いメッセージ、人としての本質を見抜いている女子中学生のニコの語りがとにかく良い味を出している。
正直言うと褒める部分しかない。凄すぎる。

ただこのドラマは放送当時著しく視聴率が悪かったらしいが、本当に勿体無い。
リアルタイムで視聴していたが、本当に素晴らしいドラマ。

放送当時はとある事件で放送できなかった7話は特に素晴らしい。

多くの人に見て欲しい。
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