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華麗なる一族のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

華麗なる一族(2007年製作のドラマ)
5.0
戦後の高度経済成長。万俵家は阪神銀行を中心に巨大企業グループを構える一流財閥。阪神銀行の頭取・万俵大介(北大路欣也)は、政府の金融再編政策を受け、上位銀行に吸収合併されないよう「小が大を食う」画策していた。そんな中、大介の長男でグループ企業の鉄鋼会社専務・鉄平(木村拓哉)は、大規模な設備投資のため大介に融資を依頼。だが思うように協力が得られず親子関係に亀裂が…。
山崎豊子の同名小説をドラマ化。
輸出に頼らない鉄鋼産業の実現を目指す万俵鉄平と阪神銀行を磐石のものにするため大手銀行に「小が大を食う合併」を仕掛ける万俵大介の野望と挫折、祖父万俵敬介の好色が原因の大介鉄平親子の根深い確執、大手銀行を嵌めるために息子鉄平すら犠牲にする万俵大介の仁義なき銀行合併争い、万俵家特有の「妻妾同衾」が引き起こす本妻と愛人の対立、ゴージャスなセットや地方ロケそして演技派俳優同士の骨太なぶつかり合い、スケールのデカいヒューマンドラマ。
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