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嫌われ松子の一生のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

嫌われ松子の一生(2006年製作のドラマ)
4.3
お姫様みたいに煌びやかで華やかな人生に憧れた一人の少女。しかし現実は、教師からソープ嬢、遂には殺人までも犯してしまった松子の壮絶な人生を描いた山田宗樹原作の同名小説のドラマ化。
ピアノが得意で生徒に慕われた教師だったけど、修学旅行中の現金盗難事件で濡れ衣を着せられ教師でいられなくなり、売れない小説家八女川(萩原聖人)を支えるためにソープで働き、転落の原因になった龍洋一(要潤)と再会し子供を妊娠するが流産し、教会の家庭学校に居場所を見つけるも教会が火事になり、引きこもりになり窃盗団による暴行で死ぬまでの川尻松子(内山理名)の男運の悪さと運の悪さで波乱万丈の人生を、売れない小説家の八女川(萩原聖人)や八女川の友人の岡野(谷原章介)やソープの支配人赤木(北村一輝)や美容院の主人島津(杉本哲太)そして松子の人生を左右する龍洋一(要潤)ら松子を愛する男の愛、松子の友人の沢村めぐみ(小池栄子)や家庭学校がある教会のシスター(りりィ)など運の悪さがつきまとう松子を支え愛する女性たちと松子の友情、原作に忠実でいながら松子を男運と運の悪さがつきまとうけど愛する人に恵まれたヒロインとしているのが、救いがあり心揺さぶるヒューマンドラマになっている。
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