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白夜行のknのレビュー・感想・評価

白夜行(2006年製作のドラマ)
4.7
初恋の絆、やり方が違えばただ綺麗で尊いものなのに、絆が強いからこそどんどん互いを苦しめていくのが切なすぎた。でもこういう強い絆で結ばれた関係に憧れてしまった。
ふたりの絆だけでなく、親の子を思う気持ちやふたりが生きていく中で出会っていく人達のふたりを思う気持ちも素敵だった。みんな不器用で、でも不器用だからこそいじらしかった。
許されないのかもしれないけど太陽の下で手を繋いで歩くふたりを見たかった。

こんなに心がどうしようもなく苦しく激しく切なくなるドラマは観たこと無かった。東野圭吾のすごさを、ただただ身をもって感じさせられた。こういう作品にまた出会いたい。
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