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仮面ライダー響鬼のttのネタバレレビュー・内容・結末

仮面ライダー響鬼(2005年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

一話
なんか凄い電光超人グリッドマン臭がするなぁ。

2話
最初はなんだこれ!?って思ってたけど2話まで見たら面白そうかもと思った。『仮面ライダー"響鬼”』って変身者の名前がライダー名になる先駆けなんかな?

5話
やっぱりこれ電光超人グリッドマンの後継者的作品なんじゃ……。響鬼のデザインもなんか新たな仮面ライダー象としてカチッとハマってる気がするし、なんか不思議な面白さがある作品だなと思う

12話
響鬼(大人のヒーロー)に憧れる少年という構図が良いな、この作品が何をやりたがってるのか分かってきた気がする。ヒーローを大人として少年からの目線で描くことで、
その憧れる対象である大人との関係性を描く、なんというか疑似教師モノというか。

25話
明日夢とひとみの彼氏彼女未満の甘酸っぱい関係性が光る話だった。

29話
いやー神回でしょこれ。現実をどう観るか、正しいことをしても報われない、辛い時がある、そんなとき心を強く持って、鍛えるしかない。そして少年の人生は誰でもない少年の人生。

30話
脚本が井上敏樹になって一気に平成ライダーっぽくなって草。
まあ転校生は桃井タロウが転校してきたと思えば受け入れられるのと少年と響鬼の関係性の総括は前回やっちゃったので後は平成ライダー的ライブ感を楽しむしかねぇということか。

42話
京介と明日夢の特訓なんかドンブラザーズ味を感じるな。あとザンキさん鬼になったら寿命縮まります言われてなんか笑ってしまった。いや笑うところじゃないけれど、
なんか医者に公然と『鬼』という単語で言われてちょっとシュール。ライダーに変身したら身体、精神にリスクがあるというのは良くある(ライダーに限らず)話だけれど。

43話
トドロキとザンキの関係性いいな。「鬼とは常に自分自身を超えるもの」戦うのは己。トドロキは自分を越えようとする。

総括
鬼(仮面ライダー、ヒーロー)に憧れる少年と、憧れられる大人(鬼、ライダー、ヒーロー)の姿を描くことで、その関係性において大人とは何か、ヒーローとは何かを描いた作品という印象。
その試みが完全に成就したかと言えば、そうではないのかもしれない。だがやったことに意味があるそんな作品にも思える。
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