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1リットルの涙のYのレビュー・感想・評価

1リットルの涙(2005年製作のドラマ)
4.7
1リットル以上の涙が出ます。名作だ…。
脊髄小脳変性症は2024年も治療法が無いとされている、だから決して昔の話ではない。

亜也だけの物語じゃない、両親と妹弟、先生に麻生くん。支える側、一緒に前を向く側の人が丁寧に描かれている。
麻生くんを願いとしてフィクションで入れた想いがなんだか分かったような気がする。
病気の進行を受け入れ続けていくけれど、決して病気と闘うことを諦めた訳では無い主人公の強さに"ちゃんと生きないと"と思わせられる。
粉雪はこの作品を見てからでないと。蒸し暑さを感じる粉雪に何度心打たれて前を向かされたか…
亜也の光は沢山の人を前に向かせた。今を精一杯生きようと思える作品。
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