あまんだ

1リットルの涙のあまんだのレビュー・感想・評価

1リットルの涙(2005年製作のドラマ)
4.5
同じ年頃の娘を持つ身としては、毎回、身を切られる気持ちになった。
「お母さん、私、結婚できる?」て、問いかけに耐えられず、ちょっとどうかというくらい号泣した。
昔は主人公の亜也さんの視点で観ていたが、今回は、自然に薬師丸ひろ子視点で観ており、何故、うちの娘が、とか、初めて、変わってあげられないと言う事の辛さがわかった。本来、部活や進学、友達とはしゃいだり、可能性しか無いような時に、自分の娘が全てを絶たれるという惨さ。天をも、神をも恨むやろうし、しかし、娘の最後の砦になれるように気をしっかり持たねばとか、主役は亜也さんなので、薬師丸ひろ子の心情は描かれていないものの、凄絶さが予想され、涙した。主人公が、まるで、天使のように清らかで前向きばかりでなく、毎日絶望しながらも、希望の光を見つけて行く、力強い人間として描かれていたところが良かったんやと思う。
名作。
あまんだ

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