うわあああ！めっちゃ見入った！
全6話のオーストラリアのドラマで、少女失踪事件の小説をドラマ化したもの。
映画の方が有名なんかな？

もうビジュアルが良すぎて、、、。
綺麗で儚くて気怠くて危ない感じ。
ピクニックのシーンとか印象派の絵画みたいだった〜
ストーリーはぜんっぜん進まなくて色んな登場人物にもイライラさせられるけど世界観と映像が良くて最後まで見れた。
特に衣装！！！！！
みんな同じ水色の服に見えてみんなデザインが違ったり、先生達は斬新な柄と色合わせだったり、フリルと帽子が素敵すぎる。
肝心の失踪事件は謎が多い感じでスッキリしないけど、もやもや系好きなんでOKでした。

ソフィア・コッポラの『マリーアントワネット』の作りと近いものがある。クラシックな世界観に、ショッキングピンクのレタリングを合わせるセンス。

意味のないことをひたすら意味ありげに描いていて、もやもやする終わり方ではあるけれど、世界観に浸れて良かった。

映画版は知ってたけどドラマ化されてたなんて！幻想的でふわふわしてた映画よりサスペンス要素が多く、現代的にリメイクされていた。彼女たちが岩山に登り、コルセットを脱ぎ捨て、自由になる姿は美しかった。
真っ白なドレスを纏う少女たち、止まった時計、薔薇の花びらでたてた誓い。謎は謎のまま、真相は彼女たちと共に岩山に消えていく。