maro

ドラゴン桜のmaroのネタバレレビュー・内容・結末

ドラゴン桜(2021年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2021年春ドラマで面白かった順位:1/10👑
 ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★★★

やっぱり2021年の春ドラマはこれが一番面白かったかな!
正直、第2話までメチャクチャつまらなかったんだけど、第3話で東大専科のクラスが本格的に始まったところから面白くなってきた。

底辺からテッペンを目指す、いわゆる下剋上系の話だから、ストーリーもわかりやすいし、キャラクターの成長譚としても楽しめるのがポイントだったんじゃないかと。

ここで話されていた勉強のテクニックも「なるほどな~」と思えると同時に、受験の心構えとかは、自分がやってる水泳の練習や大会にも応用できることがあって、勉強になったりもした。

で、個人的に一番印象的だったのは、圧倒的に藤井(鈴鹿央士)だよ。
いやもうね、ホント、藤井ね、うん、すごくよかった。
悲しい始まりは幸せな終わりになるし、嫌なやつはいいやつになるっていう、スタートとゴールは反対にするっていうのが面白い物語の条件ってのは昔教わったことがあるけど、彼はまさにその通りだった。

優秀であるがゆえに人を見下す嫌なやつだった彼が、東大専科での授業やクラスメイトとの交流を通じて、だんだん変わっていって、最終回では他校の生徒に絡まれている健太(細田佳央太)を助けるぐらい友達想いのいいやつになったから。

ベジータかって。
下級戦士のカカロットをバカにしていたサイヤ人の王子が、家族と仲間を守るために魔人ブウ相手に自爆したベジータかって。

前作のキャストが応援にかけつけてくれたのも、シリーズやキャストのファンからしたらうれしい演出だったよな~。
やまぴーは声だけだったけど(笑)

僕は受験用に理科と社会を勉強していなかったので、高校受験のときから国立はスルーしてたけど、もし当時この漫画を読んでいたら、とりあえず受けるだけは受けていたかもしれない、東大は。
まあ落ちてたと思うけどw

実際に東大に受かった人は、このドラマをどう見るんだろうか。
maro

maro