黄推しバナナ

ホーリーランドの黄推しバナナのレビュー・感想・評価

ホーリーランド(2005年製作のドラマ)
4.0
⚠そのシーズン分けで「スコア5.0〜1.0」の得点を付けていきます。

スコア5.0→全話鑑賞=絶賛オススメ!
スコア4.0→全話鑑賞=普通オススメ!
スコア3.0→全話鑑賞=少しオススメ!
スコア2.0→途中リタイア!
スコア1.0→1話リタイア!

映画のスコア付けとは少し違います。
ご了承下さい。

【2005年4月期ドラマ】

原作 :
森恒二
監督 :
金子修介
脚本 :
黒田洋介
出演者 :
石垣佑磨
徳山秀典
青山草太
水谷妃里
鈴木信二

原作全18巻読破

物語は、
高校生で毎日イジメられている神代ユウは学校に居場所がない…毎秒…毎分…毎時…毎日…毎月…時が過ぎる事が地獄とかす…ある日、本屋で見かけたボクシングの基礎の本と出会ったときから…月日は経ち下北沢の夜の街に不良をボコる通称ヤンキー(不良)狩りが出没するようになった…ヤンキー達はそいつを見つけるため血眼になっていた…


社会不適合者がテーマだがこの問題は少年達だけのものではない大人にも関係する事だ…

イジメ
ヒエラルキー
暴力

大人の世界でも形を変えて存在する…

どんなに危ない目にあっても神代ユウの居場所は夜の下北沢の街にしかない…なんと悲しい話だろう…まるでエンディングテーマが賛美歌のようにも聞こえてくる…

石垣佑磨(神代ユウ)の狂気的な眼光と鬼気迫る演技と怯えきった演技の塩梅は絶妙!

連載途中だったためドラマは原作の途中で終わっているのと、不祥事があったために続編は作られていない。今でも私は続編希望なのだが…

余談ですが、
監督は“金子修介”

金子修介監督作品

就職戦線異状なし(1991年)
卒業旅行 ニホンから来ました(1993年)
ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年)
ガメラ2 レギオン襲来(1996年)
ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒(1999年)
学校の怪談3(1997年)
クロスファイア(2000年)
ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年)
恋に唄えば♪(2002年)
あずみ2 Death or Love(2005年)
デスノート(2006年)
デスノート the Last name(2006年)
神の左手悪魔の右手(2006年)
などなど

私の感じた事なのだが、人を消し炭にしたり、大量の血しぶきが飛び散る首チョンパ、胴体バラバラといったゴア惨殺描写が多数必要なホラー作品は不向きである…
だがヒューマン、サスペンスのような人間を描く社会派ドラマを重視した作品には定評がある。

今作は認知度は低いが原作に忠実に作られており良作であることは間違いない!


僕が恐いのは痛みなんかじゃない…
本当に恐いのは…
この世に居場所を無くすこと…
黄推しバナナ

黄推しバナナ