すげぇ面白かった
史料や資料をアホ程調べた上で、好き勝手に独自解釈ブッ込みまくってて
「三谷幸喜スゲェ！！」って、ずっと感心しっぱなしだった
好きなキャラは沢山居たけど
やっぱ佐藤浩一の芹沢鴨が最高に格好良かったな
芹沢と沖田の関係に、『宝島』のジョン・シルバーとジム少年の関係に通じる良さを覚えた
序盤は、どうしても馴染めなかった香取慎吾の近藤勇も
1クール経つ頃には、なんか好きになっていたっす
放送当時、少学5年生で
割と保守的な歴史好きの父と兄に影響され、
「ジャニーズ主演の新選組なんて観っかよ」とか思ってたけど
今回シッカリ全話視聴して、自分の考えが如何に偏狭だったかを、大いに痛感しました
本編中、浪士の寄せ集め集団でしかない新選組を
武士と認めない保守的な大人達が沢山出て来ますが
きっとアレは
「SMAPのチャラついた奴が主演の新選組なんて...」
っていう保守的な批判の圧力、その物の比喩でもあったんではないかと思ったっす
今後も、無意識に抱いている偏見には
極力、抗っていくスタンスで
色んな作品を観ていきたいです
あと
細かい好きポイントですが
土方家の長男の役に、嘗て司馬遼太郎の新選組モノの実写作品で
土方役を連投していた栗塚旭さんを配しているのが粋だと思いました
