hato

仮面ライダー剣のhatoのレビュー・感想・評価

仮面ライダー剣(2004年製作のドラマ)
4.5
切なすぎるラストで普通にロスってる。傑作じゃん。

四人がそれぞれ別のテーマを背負っていて、役割が全く被っていない。全員にエグいぐらいカッコいい見せ場がちゃんと用意されてる。

ネタにされるような迷シーンは確かにあるけれど、絶対に無視できない名シーンが多かったのも確か。
橘さんvs伊坂、♠︎キング撃破回、ワイルドカリス初変身、剣崎と始が互いを救い合う回、睦月vs♣︎エース、橘さんvs♦︎キング、最終話...挙げたらキリがない。
最も王道にアツい作品かも。そして切ない。近年の作品とは違って、先が描かれないからこその良さってあるよな(ジオウのブレイド回も好きだけど)。

敵を倒して手札を得るごとに強くなっていく設定はロマンがあるし、インフレにも理由をつけられるしでとても良い。そして手札だけが強さなのではなく、戦術や精神力の方が重要ということをはっきり描いてるのがさらに良かった!

幼き頃からカリスが一番カッコいいと思ってた自分の感性を褒めたい。
hato

hato