あーる

ギルモア・ガールズ<セブンス・シーズン>のあーるのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

はじめ、ネタバレ無し感想
とうとう見終って、感無量!!
S1、16歳のローリーから始まり、
22歳まで見届けて、私ももう家族の1人。笑
ローレライの方は32歳から始まったのでファイナルは39歳頃ですかねぇ。
2人とも自分の人生を悩み、進んでいく描写が本当に良かった。
夢や希望、初恋に胸躍らす高校生。
人間関係、将来を現実視し始める大学生。
娘が大人になり始め、また自分の人生に悩む母親。
もう一度、仕事に恋愛に、自分の両親と折り合いをつけようとする30代。
そのどの時代も笑っていても、泣いていても2人はキラキラしてて
見てるこっちまで感動して…素敵なドラマ。

ローリーが高校生の頃は、その日あった出来事を、母と娘で全てを話して悩んで、助言してたけど、
ローリーが大学生になると一歩離れて娘を見守る・距離をとるローレライの姿が
ほんと~~に良くて。これが出来る親ってなかなかいないと思う!
失敗しても、成功しても、ローリーの意思を尊重する。
全てに口を出しちゃうのは、ローレライの母親エミリーの方。
エミリーは娘の幸せを願って口を出し、手を回し、資金を援助する。
その方法も間違ってはないこともあるんだけれど、
ローレライとエミリーが対照的すぎて…ローリーが緩衝材になってたかな?と思う。
すごくいいバランスでした。

すごく好きなドラマになりました。
また私も自分の子供が高校生になったら見直したいな
また見方が変わるかな、と思う。

殺人も、警察も、不倫も、事件も事故もないドラマで、
飽きずに楽しめて、こんなにもたくさんの登場人物を好きになるなんて
驚きでした。

ここからネタバレ感想
・ローリーとローガン
付き合い続けて最終回もあり得るのかな?と思うほど
2人の関係が安定していたファイナル。
始めはお金持ちのボンボンで不安定で苦手でした。ローガン。
それが、ディーンやジェスみたいに態度には出さないけど
しっかり考えている好青年に成長しましたね。
でもプロポーズは…ないな…笑
パリスも悩んでたけど、将来の夢や自分なりの人生設計があると、
恋愛って難しいよねぇ。
日本人の大学生にも言えることだと思う。
例えば、30歳まで自分の仕事をしっかりやりたい。と考えてると
約8年間恋人と関係を続けられるのか?特にローリーたちのように
お金があれば時間も作れるけど、お金がない、時間もない、だと
恋愛って難しい(話がそれたw)
だからローガンみたいにお金持ちだったら遠距離でもなんとかなるのかな、
でも現実うまくいかないよね。

・ローレライとクリストファー
ローレライ、絶対ルークに未練があるのに、
いつまでクリストファーといるんだろ…って、結婚までするの!??って
ハラハラ見ていました。
やっぱり離婚して、そこまでが長かったー。

・ローレライとルーク
最終回、好き、愛してる、結婚しよう、そんな言葉じゃなくて
2人のキスで終わるのが本当に良かった。
初めからくっつく予定だったのに、よくシーズン7まで
引っ張ったなぁーなんて。笑
ルークに12歳の娘が現れたことによってヒビが入った2人だったけど、
ルークが1つのことにしか集中できない不器用な人間で、
しかもきちんとローレライに「意地はってないで
初めからお前のこと頼ればよかった」と謝ったシーンがすごく好き。
あ、あと夜の人のいないスターズホロウの街角で、
ルークとクリストファーが殴り合うシーンもすごく好き。
あのシーン、説明やセリフが全くないんですよねぇ~
よくできてるわぁ。

・エミリーとローレライ
この2人もやっぱり最高で…。
ファイナルらしく、エミリーが実はローレライのことを
本当に心配して愛している(直接言葉にはないけど)と
感じるシーンが多く、
それに気づくローレライも良かったなぁ。
しかし、エミリーの悪気はないけど
相手をののしる言葉には才能あるよね!w
ただのセリフのシーンでこんなに笑えるんだ!ってくらい
金曜ディナーのシーン好きでした。
あーる

あーる