ついに終わってしまった……
はじめて観たのが多分シーズン2のあたりだったからほぼ10年、こんなに長くドラマシリーズとつきあったのはこのドラマぐらい。
10年か……
『ウォーキング・デッド』を観てる、と言うと挫折した多くの人に最近どんな展開なの？と聞かれる。ほーんとみんな挫折してる。少なくとも私のまわりはそう。
挫折する理由もわかる。こんなに長いシリーズなのに、『ウォーキング・デッド』には進展がない。
普通のゾンビものであったなら、ゾンビウィルスが蔓延した理由、特効薬を巡る戦い、世界を救うぜ、みたいな展開になるだろうけど、『ウォーキング・デッド』はならない。なりそうな展開になっても結局ならない。なぜならそれはウォーキング・デッドの本質ではないから。
『ウォーキング・デッド』はあくまで人間ドラマがメインであって、ウォーカーは極限状態を作り出す装置に過ぎない。ひとつの災害みたいなもん。
だからこんなに長いシリーズなのに、観る人によっては「グダグダと同じようなことばかり繰り返してる」ってなる。
わかる。私も何度もそう思った。何回同じような展開すんねんって。何回リック闇堕ちすんねんって。
でも不平不満を言いながらも完走してしまったのは、登場人物たちが好きだったからに尽きるんだよなぁ……結局この人間ドラマにハマってしまってた、と言うことなんだと思う。
おつかれさまでした、ありがとう
この先はそれぞれのスピンオフ編にってことなのかな。
もしかしたら進展、あるのかな………（淡い期待）
