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SHERLOCK/シャーロック シーズン2の傘籤のレビュー・感想・評価

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シーズン1も相当出来が良かったが、そこからさらにグレードアップして、テンションもドラマ作品の質も向上したシーズン2。毎話すごく面白い!内容が濃いのに観ていられる楽しさがある!
1話目の『ボヘミアの醜聞』を土台としたお話ではホームズにとって重要な人物となるアイリーン・アドラーが登場。登場時はまさかの〇〇なのでホームズ&ワトソンだけでなく視聴者的にもインパクト大。その後のツンデレ同士のかけ合いも「いい……」ってなっちゃうし、最後の会話も名探偵らしさと人間みがあってエモーショナル。
2話目の『バスカヴィルの犬』は現代風にアレンジされることによって、ウィルスによるパニックホラー、あるいは医療を題材としたSFの色合いがあり、大変好み。
そしてなんといっても『最後の事件簿』を題材とした3話目では再びモリアーティと対峙し、イカサマ氏としてその存在意義を脅かされたホームズと、それでも彼を懸命に信じようとするワトソンの姿を描く。あつい。あついぜ〜。
各話演出は冴え渡り、"現代版ホームズここにあり"と堂々と宣言するような完成度。ラストの引きの強さも加わって観ている側のテンションも上がります。
やっぱキャラが強い物語ってそれだけで見てられるなあ。
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