ロボットマン

秘密情報部 トーチウッド シーズン3のロボットマンのレビュー・感想・評価

4.0
たぶんドクターがドナと別れ独りで旅をしていた頃のトーチウッド。
突如世界中の子供たちが同時に静止、その後声を合わせ「我らは、我らは、我らは」と話し出す。
シーズン3は全5話と短く、基本一話完結だった今までとは違いシーズンを通して一つの大きな謎を追うことになる。
こんな状況でドクターが関与しない訳も、ドクターを認識してるハズの政府がエイリアンとの仲介にドクターを選ばない訳もないんだけど(まぁある意味ドクターだけど)、それはまぁしょうがない。トーチウッドのドラマだし。
シーズンが短いこともあってか、今までのような人間関係の面倒な部分は無くストーリーだけに注力されていて洗練されている。
内容はとても暗く残酷で、いよいよ大人版ドクター・フーとして胸を張っていいレベルに。
冒頭の掴みから上質な謎の提示、政府に対するトーチウッドの立ち回り、そしてエイリアンの要求とその理由のおぞましさ。
途中から「ドクターならどうする?」と自問しながら観た。
それにしてもジャックは不死身だからって簡単に殺されすぎ。