ことり

ダ・ヴィンチ・デーモンのことりのレビュー・感想・評価

ダ・ヴィンチ・デーモン(2012年製作のドラマ)
4.5
海外ドラマは相当数みていますが、今まで見た中で最も嵌ったドラマです。
好き嫌いは確実に分かれますけど、ルネサンス好きで、美しい人が筋金入りで好きな私には、まさにストライク、でした。Tom Riley演じるレオは傲慢で自信家、かつ繊細でチャーミング、物語のヒロイン・ルクレツィア・ドナーティ役のLaura Haddockも非常に美しく、美男美女がたくさん出てきます。
中でも、「キモイ」という人も結構いましたけど、はじめはVillan、いきなりS2からまるで悲劇のヒロイン(男性ですがw)の風情となったリアリオ伯(Blake Ritson)が、なんといっても素敵。
歴史ドラマとまではいきませんが、ある程度ルネサンスの知識があった方が楽しめると思います。キリスト教をベースにするものの考え方が分からないと、日本人には登場人物の行動様式が理解しがたい部分もあるかもしれません。
そのせいか日本ではいまいち人気がありませんでしたけど、海外ではカルト的人気を誇っていたドラマです。当初S6まで構想があったそうです。制作会社との大人の事情もありS3で突然の打ち切りが決定し、結局S3の撮影完了後に撮り直しが入り、無理矢理終わらされました。
それなりの結末はつけてくれたものの、全然謎は解けずに終わってしまったので、消化不良です。
ネット配信等も最近ではないようなのですが、もっとたくさんの人に見ていただきたいと思っております。
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