黄推しバナナ

スカイハイの黄推しバナナのレビュー・感想・評価

スカイハイ(2003年製作のドラマ)
4.0
⚠そのシーズン分けで「スコア5.0〜1.0」の得点を付けていきます。

スコア5.0→全話鑑賞=絶賛オススメ!
スコア4.0→全話鑑賞=普通オススメ!
スコア3.0→全話鑑賞=少しオススメ!
スコア2.0→途中リタイア!
スコア1.0→1話リタイア!

映画のスコア付けとは少し違います。
ご了承下さい。

【2003年1月期ドラマ】

原作 :
髙橋ツトム
脚本 :
田辺満
監督 :
中原俊
麻生学
鶴田法男
篠原哲雄
高津隆一
北村龍平
出演者 :
釈由美子

全2巻未読

詳しく言えば「スカイハイ」のややっこしいシリーズのどれかを摘み読みしている…

どれかは分からん…


【スカイハイシリーズ】

スカイハイ(全2巻)
スカイハイ・カルマ(全2巻)
スカイハイ・新章(全4巻)
スカイハイ4(フォア)(全1巻)
スカイハイ・ヘヴン
天間荘の三姉妹-スカイハイ-(全4巻)


「天間荘の三姉妹」
監督 : 北村龍平
2022年10月28日に公開予定
という事で久々に観てみたくなり再鑑賞。


錚々たる監督の人たちが手掛けてきている。

第一死 : 盗む女
第二死 : つながり
 →中原俊監督

第三死 : HERO
第四死 : 逆転
 →麻生学監督

第五死 : ROOM 503
 →鶴田法男監督

第六死 : Pigeon house
第七死a song
 →篠原哲雄監督

第八死フェイス(前編)
 →高津隆一監督

第九死フェイス(中編)
 →高津隆一、北村龍平監督

最終死フェイス(後編)
 →北村龍平監督


今見るとヤバい名前揃いですね


私の中では、
釈由美子と言ったら「イズコ」が一番しっくりくる。それだけ適役だったし釈由美子にとってもはまり役だった。

物語は、
不慮の事故や殺人によって命を落とした者が訪れる「怨みの門」がある。
ここの番人であるイズコは死者の現世の記憶や残された者たちの様子を見せて最後に死者に3つの選択を出す。


「死を受け入れて、天国で再生を待つか」(お生きなさい)

「死を受け入れず、現世で彷徨い続けるか」(お行きなさい)

「現世の人間を1人呪い殺し地獄へ逝くか」(お逝きなさい)

果たして死者は、何を選ぶのか?はその回の話次第…

構成としたら、

死者     ← ← ←
(その回の主人公)     ↑

怨みの門に辿り着く     ↑

イズコから選択を迫られる  ↑

死者の記憶をたどる     ↑
↓ 
選択をする         ↑

結果が訪れる        ↑
↓             
門の主が招き入れる → →


門の主 (声 : 中村育二)
イズコ(釈由美子)はあくまでストーリーテラー的存在で脇役である。

イズコの衣装も原作のイメージに近いものが作られおり、また“怨みの門”も巨大なセットが組まれておりリアルな重厚感を感じる。
まだドラマにお金を掛けられる時代の傑作ドラマの1つであることは間違いない。

第一死〜最終死まで通して出てくる、
リサイクルショップ「ラッキーサービス」社長・四方山大吉(小倉久寛)と息子・四方山小吉(宮谷恵多)の伏線回収は良き!


ようこそ怨みの門へ
黄推しバナナ

黄推しバナナ