シーズン1〜4をもう一周して、ようやくテナントドクターとの別れに決心がついたので再開。
マットスミスドクターもちゃんと好きになれた。良かった。
なんというかこれまでのドクターより精神年齢が下がった感じ。ちょっと幼い感じが可愛いし、自分で自分のアゴいじったり、何かと笑わせてくれて楽しいキャラクターだった。
リヴァーソングがドクターを「ダーリン」「スウィーティ」と呼ぶのにさほど違和感がない感じの可愛さだなと思った。
私のなかのマット・スミスのイメージが、ラストナイトインソーホーとかクラウンのフィリップとかで、どちらかというとちょっと意地悪顔だし？なんとなく悪役ぽいイメージだったので、可愛く感じるのは意外だった。若さもあるけど、役者さんってすごいなぁ。
最初はここまでのシーズンに比べて、やっぱり夢中かじりついて観る感じは薄いかもと思ったけど、ドリームロードの話あたりからぐっと引き込まれた感があった。
コンパニオンがカップルというのは知ってて、どういう経緯で？と思ってた。そしたらドクターが、カップルの片方だけがターディスでの旅を経験してしまうと後々よくないから、と言っていて、それってやっぱりローズとミッキーのことを言ってるのかな。
ローリーの頼りなくて情けない感じが良くて、なんだかんだエイミーより好きかもしれない笑
ちゃんと成長もするけど、急にたくましくキャラクターが変わったりしないのが良かった。ちゃんとポンコツなまま、というか笑
パンドリカを使って地球の2000年をやり直したってこと？
その間これまでのドクターとコンパニオンは…？とかツッコミは置いておいて、楽しめた。
ゴッホの話はやはり印象深い。後世の評価を本人が知ることで未来は、そしてゴッホの苦しみや孤独は変わるのか、変わらないのか…とか、これまでとは違う切なさがあった。子ども向け番組なのに何故こんなにもあらゆる種類の切なさを提供してくるのか…！(褒めてる)
その他お気に入りのエピソードは、ジェームズ・コーデンが出てくる話かな。「普通の男」を一生懸命演じるドクターが可愛い。そしてサッカーが上手い笑 ドクターにとっては「普通の人」も一種のエイリアンみたいなものなんだなと思った。
